牛乳がなくてもスコーンは作れます。水を使えばさっぱり軽い食感に仕上がりますが、コクや焼き色は薄くなりがち。そこで油脂や砂糖を少し補うことで、牛乳を使った時に近い味と見た目を再現する方法を解説します。
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牛乳の代わりに水は使える
水+油脂+砂糖追加で牛乳の役割を補える
牛乳には乳脂肪や乳糖、たんぱく質が含まれ、生地のコク・焼き色・保湿に寄与します。水だけだとそれらが不足し、味が淡白になりやすいです。牛乳100mlを水に置き換える場合は、水100ml+バター小さじ1(約4g)+砂糖小さじ1(約3g)を加えると、脂肪分と乳糖の効果を再現できます。
食感や見た目の変化
軽やかでさっぱりするが焼き色は薄くなる
水代用のスコーンは脂肪分が少ないため、口当たりが軽く、膨らみもやや良くなります。一方で焼き色は牛乳使用時より5〜10%淡くなる傾向があります。見た目を補いたい場合は、成形後に表面へ溶き卵を塗って焼くと艶と色合いが出ます。
実際の配合例(8個分)
水100ml+バター4g+砂糖3gで牛乳100ml相当
薄力粉200g・ベーキングパウダー8g・砂糖40g・バター50g・牛乳100mlのレシピなら、牛乳を上記置き換えに。180℃で15〜18分焼き、粗熱が取れたら乾燥しないよう布巾で覆うとしっとり感を保てます。
まとめ
水代用は軽い仕上がりに、補強で風味もアップ
水代用は軽やかであっさりしたスコーンに向きます。油脂と砂糖の補強を忘れずに行えば、牛乳なしでも満足度の高い仕上がりになります。