牛乳を切らしてしまっても、バターを使えばチキンカレーのコクとまろやかさを補えます。乳脂肪の旨味が加わり、トマトの酸味もまろやかに。ここでは牛乳を使わない場合のバター量の目安と調理のポイントを紹介します。
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牛乳の代わりにバターでコクを出せる
バターは乳脂肪でまろやかさを補う
牛乳は水分と乳脂肪でカレー全体をまとめますが、バターは濃縮された乳脂肪を直接加えるため、水分は別途用意する必要があります。目安は牛乳200mlの代わりにバター20〜25g+水180〜185ml。これで脂質量は同等になり、コクと香りが加わります。水分を確保することでカレーが濃くなりすぎず、口当たりもなめらかに仕上がります。
味や風味の変化
濃厚で香り高い仕上がりになる
バター代用は牛乳に比べ水分が少ないため、ソースの濃度がやや高くなります。また、バターの乳脂肪と香り成分が加わることで、風味はよりリッチに。脂質量は牛乳200ml(約7.6g)に対しバター25g(約20g)で約2.5倍になるため、こってり感を抑えたい場合は量を15gに減らすと良いです。
作り方のポイント(2人分)
バターを最後に加えて香りを活かす
鶏もも肉300gを炒め、玉ねぎ1個・トマト缶200g・スパイス類を加えて煮込みます。最後の仕上げにバター20gと水180mlを加え、弱火で3〜4分煮込むと香りが飛びすぎず、乳脂肪が全体に行き渡ります。仕上げに塩で味を整えると、牛乳なしでもまろやかなチキンカレーが完成します。
まとめ
バター代用は濃厚派におすすめ
牛乳の代わりにバターを使えば、濃厚で香り高いバターチキン風のカレーになります。水分調整と加えるタイミングを守れば、牛乳なしでも満足度の高い一皿が作れます。