洋食の定番である「バターライス」。バターの香りとコクがご飯に絡み、オムライスやハンバーグの付け合わせに欠かせません。しかしバターが切れていたり、価格高騰で常備していない家庭も多いはず。そんなときに活躍するのがマーガリンです。脂肪分はバターとほぼ同じ約80%で、量も同じまま代用可能。ここでは、バターライスをマーガリンで作る方法や特徴を詳しく解説します。
バターライスはマーガリンで代用可能
マーガリンは同量で置き換えて問題なく使える
バターとマーガリンはいずれも脂肪分が約80%と近く、基本的に同量で置き換え可能です。例えば、バター20gとレシピにある場合、そのままマーガリン20gを使用すれば問題ありません。常温で柔らかいマーガリンはご飯に溶けやすく、混ぜやすいのも利点です。脂肪分の性質上、乳化やコクの出し方も大きな差はなく、仕上がりに大きな違いは出ません。
マーガリンで作るバターライスの味わい
コクは軽めで香りは控えめになる
マーガリンは植物油脂が主体のため、バターの乳脂肪が持つ濃厚なコクや香りは弱まります。その分、仕上がりはあっさりしていて、軽い風味になります。こってりした洋食よりも、さっぱり食べたいときに向いています。また、バター風味のマーガリンを選べば香りの違いを補えるため、違和感の少ない仕上がりが期待できます。
実際の調理例
ご飯400gにマーガリン20gで香り高い仕上がりに
炊き立てのご飯400gに対し、マーガリン20gを加えて混ぜ合わせれば、簡単に「バターライス風」が完成します。仕上げに塩を少々加えると味が引き締まり、刻んだパセリを散らせば見た目も華やかになります。オムライスのベースやハンバーグの付け合わせとしても使え、バター不足を感じさせない満足感が得られます。
注意点と工夫
有塩マーガリンは塩加減を控えるとちょうど良い
有塩マーガリンを使用する場合、追加で加える塩を1〜2g程度減らすとバランスが取れます。また、よりコクを出したい場合は粉チーズを小さじ1程度加えるのもおすすめです。香りを強めたい場合は、仕上げにガーリックパウダーを少量ふると、食欲をそそる風味がプラスされます。
まとめ
マーガリンはバターライスの代用として十分活用可能
バターライスは、バターを切らしていてもマーガリンで代用できます。基本は同量置き換えでOKで、軽めの風味ながら十分美味しい仕上がりになります。塩分や香りの工夫を加えることで、バター使用時と同等の満足感が得られる一皿に仕上がります。