バターがなくてもシフォンケーキは作れます。サラダ油を使えばふんわり軽い食感を保ちながら、混ぜやすく時短にも。風味は控えめになるため、配合比や香り付けの工夫でバターに近づける方法を解説します。
スポンサーリンク
⸻
シフォンケーキのバターはサラダ油で代用可能
バターの80%量をサラダ油に置き換えるのが目安
バターは固形脂で風味付けと保湿が役割ですが、サラダ油は液体のため生地に混ざりやすく、軽さを損なわず仕上がります。バター50gのレシピならサラダ油40gが適量。液体なので乳化がスムーズで、メレンゲの気泡を潰しにくいのもメリットです。
食感と風味の違い
しっとり軽いが香りは弱まる
サラダ油代用は口溶けが軽く、翌日もしっとり感が続きます。ただし乳脂肪特有の香りは減るため、バニラエッセンスやレモン皮のすりおろしを加えると風味が引き立ちます。
実際の配合例(17cm型)
卵黄3個・砂糖70g・サラダ油40g・水60ml・薄力粉90g・卵白4個
卵黄に砂糖半量を加えて混ぜ、サラダ油と水を順に加え、粉をふるい入れます。別ボウルで卵白を泡立て、残りの砂糖を加えてメレンゲを作り、生地と合わせます。170℃で35〜40分焼き、逆さにして冷ませば完成です。
まとめ
サラダ油代用は軽さと扱いやすさが魅力
サラダ油を使えばふんわり軽いシフォンケーキが簡単に作れます。香りは工夫で補い、バターなしでも満足感のある仕上がりにできます。